『コルチャック先生と子どもたち』
東京渋谷伝承ホールでの公演が昨日7日、無事に終了しました。ご観劇下さった皆様、ありがとううございました。
この芝居の稽古中、7月22日がコルチャック先生の誕生日で、公演中の8月6日がコルチャック先生と200人の子供たちが実際に貨車に詰め込まれ、トレブリンカに移送され、命を奪われた命日でした。
8月6日は、日本では広島に原爆が落とされた悲しい日でもあります。
その様なタイミングでこの公演を打てた事は、何かの縁なのかも知れません。コルチャック先生の言う通り、子どもたちが「あこがれ」を持てる未来を、そして戦争などない平和な社会を大人がしっかり作り、残して行かなくてはいけないと強く思いました。
演劇で出来る事は、伝える事です。
歴史の悲劇を忘れてはいけないし、繰り返してはいけない。そして、「あこがれ」の持てる未来こそ、次の世代の子供たちに大切である事。
そんな思いが、少しでも伝えられたなら嬉しいです。
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末木佐知 (火曜日, 09 8月 2011 09:06)
東京公演、感動の拍手の中、無事終了してよかったです。
3年前から、青山先生の舞台に出演させていただいて娘は本当に成長しました。
そして、今年一緒に共演でき本当に感激です。
まださいたま公演もありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それにしても、「コルチャッ先生と子どもたち」という作品は、客観的に評価しても素晴らしい内容とすばらしい出来だったと思います。
あの感動はもっとたくさんの人に伝えたいですね。